BL小説=ボーイズラブ小説の話 3

それ系出版社に勤める友人の嘆き(笑)
好みじゃない小説を読むのはホンっトにきついらしい(笑)。ボーイズラブにもしっとり系・元気系・濃厚系・あっさり系・アホアホ系いろいろあります。出版社ごとレーベルごとにカラーがあって、相当違うんだよね。

私もBL小説読みますが、最近はあんまり読みませんね。平均したら2ヶ月に1冊くらいかなぁ。新規開拓はしなくなりました。私は現実からあまりにかけ離れた設定だとひいちゃうけど、お金持ちでスーパーサイヤ人みたいな攻めに溺愛される受け、みたいな話が好きな人もいっぱいいるんですよね・・・・・・。

生徒会執行部(重要)の超美形な男性二人(学校の頂点に君臨する!)に求愛されて振りまわされる受けとか。鬼畜な攻め(白衣着用)にムリヤリいたされちゃって、でも結局好きになっちゃう受けの話とか・・・・・・。だってそれって犯罪じゃ・・・

フィクションでもなんだかどうも。ひきます(^_^;)友人の会社は私も全然ダメな系統なので、あれを読むのは拷問に等しいと思います(笑)。でも、彼女が言うには、売れる小説の条件は作者自身がキャラなり話なりにちゃんと萌えを感じていることだと。これは読んでるとすぐわかると言ってました。

冷静に書いてる人は文章はうまいけど、全然つまらない。萌えてる人の小説は文法とかおかしかったりするけど、(決定的に好みが違うからおもしろいとは思わないまでも)、あーこれ売れるなーってするする読めちゃうのだそうです。

売れてる作家でも国語力に欠けてる人、多いらしく(^_^;)いつも校正は真っ赤でなおしまくりだそう。もらった原稿そのまんまで出せることなんてほとんどないらしい。それでも売れるんだよー、としみじみ言ってました。

それ以外にも彼女の語る出版社の激務は半端じゃなくって、とても興味深かったです(多忙すぎて家になかなか帰れないので会社にダンボールハウス作ってるとか(笑))。絶対脱出する……と決意みなぎらせてましたが。