あらしのよるに

声といえば、名作絵本『あらしのよるに』がアニメ映画化!オオカミのガブに中村獅堂、ヒツジのメイに成宮寛貴という配役ですよっ。この声のキャスティングはけっこうイメージあってるかも!

私この絵本、2年前に評判になったとき、全巻立ち読みしてすごい感動しました(たまには買えよ・・・。)

ヤギのメイは最初はオスって設定だったらしいですよ。でも読んだ人が性別を自由に受け取れるようにちょこっとセリフの言いまわしを変更したらしい。これは2週間くらい前のめざましTVで作者の木村裕一さんが言ってた。

私は読んでてすんなりとメイはオスだと思ったです。話も、深い深い友情だと。でもこの話、恋愛ものだと受け取ってる人もたくさんいて、メイをメスととらえてる方も多いみたい。でも、恋愛だったら一時の盛りあがった感情でとことん相手のために尽くすってこと、割とよくあるんじゃないかなぁ。友情でここまでできる方がすごくないですか?普通の友情を越えた、ある種の愛情がまじった友情かもしれないけど。

まあでも、今の作者さんのスタンスは、とらえ方は読む人の自由だよってことなんでしょう、きっと。

でもね!過去に作者さんがこの話は恋愛じゃなく、友情だと発言してるインタビュー記事があったんですよ!読んだんですよー。毎日新聞だったんですよー。ネット検索しても出てこないよぉ。
個人的に記録してたんで大体いつだったかはわかります。2002年の5月か6月ころの毎日新聞掲載のインタビューです。コメントは『恋愛?イイエ、友情物語です』、ね。

過去の作者さんに後押しされて友情物語に一票いれよう。何はともあれアニメ映画、楽しみです♪