『DEAR BOYS ACT2』(八神ひろき)

講談社。月刊マガジンコミックス。17・18・19巻まとめ読み。すごくおもしろかった!読んだあと買おうかと思ったぐらい。

DEAR BOYS』はそれまで少女マンガ(それもりぼん)ばっかりだった私が初めて読んだ少年マンガです。14年も前のこと(!)友達が貸してくれたのだ。少年マンガのおもしろさを教えてくれた記念すべき作品でありますが、それとは別にこれはバスケ漫画の名作だ〜。

ACT2に先立つACT1(という言い方でよいのか?)が全23巻という長い話ですが、ACT2から読み始めてもいけます。ACT2はACT1の巻数を余裕で越えそうですね。

自分に足りないものって何だ?って悩んだり、葛藤したり、努力したり。バスケに熱中する男の子達の姿がなんかもーピュアっていうかいとしいっていうか青春だぁぁって感じ。あー自分はこんな風に一生懸命になったことなかったよなぁと高校時代を振り返ってみたり、今からでも一生懸命になろう!と思ったりもする。

それにくわえて絵もきれいでうっとりです。男の子の体の線が美しい。少年期の若々しさと色気を感じる。背中と腕と鎖骨が特に好きだ(笑)。さすがエロも描ける作家さん。←『DEAR BOYS』はエロくないです(笑)