知らないの?!

なるべく言わないようにしている言葉。
「知らないの?!」
気にしない人はいるにしても、言われて喜ぶ人はまずいない。
ほんとーにそれって一般常識か?ふつーなら知っているだろうことか?
よくよく考えると、意外とそうでもなかったりする。
まわりの人がみんな知ってたりすると、世間の常識みたいな感覚になっちゃうんですよね。まわりの人って言っても、趣味が同じ人達だったり、同級生グループだったり、会社の同僚グループだったり、で、普段よく接する人って結構偏ってたりするんですが。

中学生の時に友達に言われた「えっ諸葛孔明知らないの?!超有名だよ?!本当にー?!」知らないのはやばいから!ぐらいの勢いで言われてちょっと傷ついた(笑)三国志読んだの結局大学生になってからでした。確かに有名人だとは思いますけど、私って常識無いんだ・・・とショックを受けた中学生も大人になりまして、今ならまあ知らない人もそれなりにいるだろうと冷静に判断できます。

逆に知らないの?!と思って驚いたのは『アウシュヴィッツ』を知らなかったうちの弟。ナチスの代表的な収容所ですが。弟がおかしいんだと思って母親にも聞いてみたら「聞いた事はあるけど、なんだっけ?」と言われてまたビビりました。そうか知らないんだ……、、、普通知ってるもんだと思ってました。

社会人になって、仕事を教わってた時。私が「地番?公図?公図ってなんですか?」と聞くと、「ええっ公図知らないの!?」なんか結構おどろかれて、少し悲しかった……です。しかしそれが日常にとけ込んで当たり前になった今、新入社員とかにええっ公図知らないの!?って普通に言っちゃいそうな勢いです(笑)気をつけねば。

仮に普通は知ってるでしょってことでも、誰にでも不得意分野・抜けてる分野、たまたまその部分だけ抜けてたりってあったりするもんです。「知らないの!?」と軽々しく言うのはよそうと思うのでした。

結局公図ってなんだよ!って感じかもしれないのでそれについてはまた今度書きます〜。