ドラマ『八つ墓村』

フジテレビ21時〜23時20分放送。ついさっき見終わりました〜
財布が欲しいなーとデパート行脚してたら帰宅が２２時近くになってしまい、今日放送だってすーっかり忘れてた私、途中からの視聴（泣）

でもすごくおもしろかったですよ!!!再放送されたら絶対最初から見るぞ〜。祟り……呪われた村……くじ殺人……、このおどろおどろしさがたまりません〜（＞_＜）。私、途中から見てたのでくじ殺人のくじが、おみくじとか宝くじとかの「くじ」のことだとなかなかわからず、ずうっと「九字」のことだと思って「？？？」とか思ってましたぁ。お仕事柄、最近めっきり民俗学に縁があるからなぁ〜

＜豆知識〜ちなみに九字って「臨兵闘者皆陣列在前」の呪のことです。もとは中国に由来してます。日本における別名はドーマン。平安の大物陰陽師・芦屋道満が使ったからと言われてます。＞

稲垣吾郎の金田一耕助ははまり役だと思いました。顔はいいし雰囲気もあるし、表情も悪くないですし。彼の最大の問題点はセリフ回しですねえ…。もっと滑舌（かつぜつ。言葉を一つ一つはっきりしゃべること。）がよければなぁ。本当に惜しい。

長ゼリフでたたみかけるような場面は一番緊迫感を煽る場面にしなければいけないはずなのに、どうも舌足らずで惜しかった。滑舌は練習すればよくなりますが、人それぞれ舌の構造とか発声のし方に個人差ありますからねえ。いくら練習しても、どうしても限界はあるみたいです。単なる素人の元演劇部の私の実感でございますが。（ちなみに私は生まれつきなのか滑舌すごく良いです(笑)）

今回のドラマのもう一人の主役といっていい藤原竜也の方はさすが。若手俳優では演技力・存在感ともにピカイチの存在ですねー。恐怖におびえる姿、一筋の涙の美しさ。繊細な少年のような姿も見せる一方で凛々しい青年らしさも表現できているし、よく演じていたと思います。
あと今回思ったのは、藤原竜也は声自体が本当に魅力的なんだなぁと再認識しました。言いまわしとかそういうもの以前に、なんというか、声に色を感じる。

あー本当に最初から見たかったですよぅ〜再放送してくださいませ〜