ファルージャの武装勢力掃討作戦

さっきヤフーのニュースで見たのですが。13日のイラク暫定政府が記者会見したところによると、イラクファルージャでの掃討作戦で、米・イラク軍がこれまでに武装勢力1000人以上を殺害、200人以上を拘束したと。一部で掃討戦を残しているものの、ファルージャ奪還という作戦目標は「達成された」と述べ、作戦は完了したとの見方を示したそうです。

吐き気がします……。なんだよその数は。1000人も殺しちゃったの!?大体その人達は本当に全員武装勢力だったのか?何を持って武装勢力側の人達だと認定したのか?確たる証拠はあるのか!?

仮にその殺された1000人以上が全員武装勢力だったとしても、最初からそんなにたくさんいたわけじゃないと思います。アメリカ軍の言動に反感を覚えて武装勢力に加わった人達の方がむしろ多いんじゃないの?そして、本当に全員が殺さないといけないような危険な人達だったのでしょうか……?

戦争だから、殺さなければ殺されることもあると思う。続発するテロ事件の報に触れるたび、なんでこんなことするの!?って憤りを覚えます。でもこんな考えうる限り一番最悪なやり方しかできない米軍もどうかしてると思います。今回の作戦で武装勢力は確かに減ったかもしれないけれど、また新たな人間が強烈な憎しみを持って加わっていくんじゃないの?

1000人に民間人と明らかにわかる人の犠牲者の数は含まれていないんだろうな……。戦争のない世界なんてあり得ないんですかね……。