オタクについて……

21日の日記の電車男のオタクの話のつづき。
経済としてのアニメやゲームの評価とか、電車男のヒットとか、2ちゃんねるの一般への定着とか、最近の社会の動き見てると私は「オタク」の言葉のマイナスイメージって少しずつ変わっていくんじゃないかなあと思います。日本人の一億総オタク化と言ったらなんだけど。

ただやっぱりその、一般から見たらオタク的な分野に熱中する「気持ちが悪い人達」っていう層は多分絶対いなくならないわけで。(個人的にはあんまり人のことを気持ち悪いとか言いたくないけど、いわゆる見た目や周りを気にしない、狭い世界にとじこもり〜で会話しても受け答えがどこか変で、微妙に周りから浮いてしまう、みたいな現在はオタクの一言でくくられてる人達のこと。)

イメージが変わっていく「オタク」という言葉に変わって、そういう人達をさす言葉は新しくできてくるかもなーとは思う。それともキモヲタとかですまされるのかしら。

あ、えーと2ちゃんねるがオタクってのは異論が出るかもしれないけど(実際一般化してオタクじゃない人も集まってるとは思うし)、でも私はやっぱあそこって根本的にオタクの空間だと思うんだよね〜。

だけど2ちゃんねるの一般化はほんとすごいと思う。昔は2ちゃんねらーだと知られるのはとても恥ずかしいことだったのに。西鉄バスジャックのネオ麦茶以前はそうだったさぁ(2ちゃんの歴史自体それ以前もそんなに長くないけど。)。

報道であの事件以降新しい人がどーんと一気に流入したからねえ。(あのニュースステーションひろゆき氏が出たし!)そして電車男のヒットが決定打。今や検索サイトにも登録されてるし普通にテレビとか日常会話にも2ちゃんねるって単語がさらっと出てくるんだもん。時代は変わったものです。