プレイボーイと銀魂

集英社。毎週火曜発売。
プレイボーイってあのプレイボーイですよ。新聞の広告で見出しはたまに見るけど、買うことなんて一生ない雑誌だと思ってました。だってねえ。

それがなんとですよ、かのプレイボーイに銀魂の記事が載っていると小耳に挟んで、しかも更にその上空知英秋氏がインタビューに答えてらっしゃると!

コンビニにてプレイボーイ発見!そこでは最後の1冊でした。あーよかった。まあ立ち読みでもよかったんだけど外に犬待たせてたし。安かったから購入しちゃいました。

銀魂の紹介は169ページ。アニキの本棚っていうコーナー。アニキー!

  • インタビューによると、銀さんのイメージについて、空知さん自身は小さいことで悩むタイプだったからああいういい加減な男になれたらな、というのは前からあったとのこと。

ほぉ〜。意外って感じもあるし、なるほどって感じもありますねー。いい加減だったら連載マンガなんて描けないですよね。

小さいことで悩むかぁ。単行本のおまけページで読者に無闇におもねることなく好きにやってる空知さんですが、以前お叱りの手紙がたくさん来たみたいなこと書いてたけど(それでも態度を変えない空知さんが好きさ)ひそかにショック受けてたり悩んだりしたのかな……だったらちょっと萌える。

  • シリアスもふざけた話も締切りギリギリまで毎週真剣に描いてるそうです。

マンガ読んでての勝手な推測ですが空知さんて基本的にマジメでごくごくまっとうな人なんだろうなと思います。いい意味でコンサバティブな印象がある。人の生き方とか家族愛の描かれ方とか読んでて感じる。

ちょっとアブノーマルな下ネタを書いていてさえもその印象は変わりません。だからこそ下ネタも読んでて受け入れやすいのかもなーと思います。SMネタとか描いてても空知さん本人はそういう嗜好なさそうだな〜というのが透けて見えて読んでて安心感があるのですよ。いやご本人知らないんで実態はどうか知りませんけど。そんな嗜好があっても全然構いませんけど(笑)。あくまで受ける印象ね。

  • 独特のセリフ回しのおもしろさはどこから?と問われて、意識してない、普段からあんな感じで話してるからわからないとのこと。

ええ〜それはびっくり。ってなんかここだけ抜き出して簡潔に記述するとエラそうに聞こえちゃいますね。空知さんもっと謙虚な感じで言ってますので、誤解の無いよう。

そして記者が銀魂9巻の「キャバクラ遊びは20歳になってから」の章をオススメしていたのはプレイボーイのプレイボーイたるゆえんだわと思いました。